ピディオキシジルの育毛効果について

ピディオキシジルっていったい何?

「ピディオキシジル」は育毛剤などの成分では「ピロリジニルジアミノピリミジンオキシド」と表示されています。この「ピディオキシジル」は「ミノキシジルの誘導体」ともいわれており、その分子構造はよく似ています。

そもそも「誘導体」とはある化合物をもとにしていますが、その性質を変えない程度に改良を加えたもののことをいいます。すなわちミノキシジルをもとにしてその性質を変えないように改良を加えたものがピディオキシジルというわけです。

ですから分子構造が似ているわけなのですが、もちろんその性質はほとんど変わりません。

ピディオキシジルはミノキシジルの進化版

ミノキシジルは髪の毛の成長因子の産出を促すはたらきがあります。ピディオキシジルは、ミノキシジルよりも浸透力をアップさせることによってその成長因子の産出を促す効果を高めることができました。

また、ミノキシジルで心配されている副作用のかゆみ・赤み・頭痛などもピディオキシジルは心配がほとんどない程度です。まつげの美容液にも含まれているほどですから、その安全性は高いといえます。

また韓国ではもうすでにおなじみの育毛成分なのです。

髪の毛が生えるしくみ

髪の毛は、ざっくりいうと毛母細胞(もうぼさいぼう)が分裂を繰り返すことによって成長して生えてきます。毛母細胞は髪の毛のもとということですね。

その毛母細胞に栄養を送っているのが、毛乳頭(もうにゅうとう)というところなんです。毛乳頭は毛穴の一番奥の部分で少し盛り上がっているところになります。ここまでは皮膚ですから毛細血管が通っていて毛母細胞が細胞分裂をするのに必要な栄養であるビタミンやアミノ酸などを毛母細胞に送っています。

毛乳頭からたくさんの栄養を受け取り、毛母細胞は細胞分裂を繰り返します。このとき1個から2個に分裂した細胞の1つはそのまま毛母細胞としてとどまって次の分裂に備えます。

残りの1個は髪の毛の細胞となって次々に分裂してできる新しい細胞によってどんどん上に押し上げられて、最終的には髪の毛として生えてくることになるのです。

ピディオキシジルの育毛における役割

ピディオキシジル(またはミノキシジルも)は、この毛母細胞に細胞分裂を促してくれるタンパク質の一種である「成長因子」をたくさん作ってもらうためにはたらいていきます。

この成長因子は体内でも作られますが、加齢とともに生産量が減っていきますから、外から栄養を与えていくことも大事になってきます。

そこで登場するのが、成長因子の産出を促進してくれる成分であるピディオキシジルを成分に含んでいる育毛剤なのです。

もちろん育毛剤だけではなく、食べものを工夫することによって毛母細胞の活動を活発にすることも大切です。ちなみに毛母細胞のはたらきに効果があるといわれる栄養素は、タンパク質やビタミン、ミネラルなどですから、食べものを工夫することでも活発に細胞分裂を促すことができそうですね。

ピディオキシジルの副作用について

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ミノキシジルの副作用をおさらい

育毛成分としてよく知られるミノキシジルは、副作用が心配な方が多いと思います。代表的なものでは、血圧降下や動悸などの循環器系の症状やかゆみ・赤みなどの皮膚トラブル、その他にも頭痛やめまいなど数々の副作用が心配されています。

もちろんすべての人にこの副作用が出るわけではないですが、出るかもしれない副作用を考えながら使うよりもできれば副作用の心配のないものを使いたいのが本音ですよね。

ピディオキシジルは心配無用!

ピディオキシジルは、ミノキシジルの「吸収されにくい」ことと「副作用の恐れがある」ことを改善するために開発された成分です。医薬品であるミノキシジルに対し、医薬部外品であるピディオキシジルは、その効果においてはミノキシジルに及ばないところがありますが、副作用の心配はほとんどないといって差し支えないのです。

また、このピディオキシジルはさきほども書いたように、まつげの美容液にも使われています。まつげの近くの皮膚はうすいですから、重大な副作用があるようなら使えるわけがないでしょう。

言いかえれば、ピディオキシジルはまつげに使えるほど安全だということです。こうして安心して使えるものだからこそ、お隣の韓国ではすでにまつげの美容液の成分として、また育毛成分としてもおなじみのものになっているのでしょう。